公開直後になんの予備知識もなく、面白そうだとフラッと観て、
「凄いもの見た…」ってなって、2回目キメて来ました。
1回目見た時、
親父が格好いいのと水木が可哀想可愛いのと、
因習への恨みと嫌悪と人間や理不尽への怒りとかでバチくそキレ散らかして劇場出たんです。
因果応報!諸悪の根源に制裁を!俺が燃やしたる!俺が狂骨だ!!!
という勢いでしたね。
でも、最終的に長田と乙米のことが気になって気になって仕方がなくなって、
すでに何回か見たという友人に感想を話しているうちに、細かい部分が気になって、まあ2回目行ったんですね。
流石に2回目は冷静に見た結果。
長乙で頭がいっぱいになって劇場出た。
長田ァ……!!!!!!
おま、お前、ううううう。
最初見た時、名前で呼んでたとこでさ、「え」てなってそれから気になってたんだけどやっぱりそうだね、
あなただけ見つめてる~~~~(中略)今でもずっと!長田!!
2回目注目してみたら、モロですわよ。
関係性に悶えました。
もう一つ、やっぱ親父の愛妻家ぶりが大好きだ。
人間嫌いの心を変えたのも妻のおかげって、詳しく!馴れ初めを!教えてくれ!
観たいよおおおお~観たいよ~~~~~。
水木と酒飲みかわすシーンで、愛について語るの好きです。
泣き上戸でのろけるの可愛すぎる。
妻への愛を見せられるほど、のろけられるるほど、後々の辛さが際立つ。
ひどい話だよほんと……
人間てろくでもねえな。あの村か、ろくでもねえのは(またイラついてくる)
そんな感じですが、初見で観た時より、内容に対してジンと来た部分が多かったです。
時ちゃんのところもそうだし、エンドロールも最後もうるっときました。
年の終わりにこんなに面白い映画観られて幸せだ…。